支援組織も分裂

元首相殺害容疑者が知人に宛てた書簡もメディアに出た。恨んでいるのは統一教会だが、ここのトップを襲うと分裂した組織に求心力が働くかも知れないから得策ではない、むしろ広告塔となっている政界の大物を狙う方が良いかも知れないが効果の程は不明だ、というような内容で、極めて冷静だ。

 

自分はこのニュースを見て、統一きょうかいは名前に反して不統一な状況にあることがわかった。教祖がなくなって妻が継いだが息子が何人もいて一部が独立、分裂、そして対立までしているという。なるほど。

 

これって、やっぱり暴力団の抗争ストーリーと似てませんか?大親分が亡くなって、跡目相続で分裂騒動って日本最大の広域暴力団もそれやってますよね。

 

だからDSとか言っても中は多分ドロドロなんだと思う。だから血の結束を図るためにいろんな儀式を用意するんだろうな。お前は抜けられないんだぞ、わかってるな。その代わり、忠誠を誓い続けたらいい思いをさせてやる、という構図を際限なく続けていると思う。

 

話は違うが元首相暗殺事件の現場の動画を以前アップして、その中でのSPの動きのおかしさ、一人消えてしまう不思議などを指摘してきたが、ある元自衛官が出したコメントがすごかった。目の前で爆発やら発砲やらが起きているのに手ブレせずずーっと阿部さんを撮り続けていること自体が信じられない。阿部元首相が倒れ込んだところまでを追って、その後に犯人逮捕の場所まで移動するカメラワークが信じられない。

 

これ、本当にそうだな。昨年10月に京王線の車内で男が刃物を振り回したり火をつけたりしたときに逃げ惑う乗客をずーっと写し続けた動画がニュースにアップされていたのと同じだ。よくこんなに冷静な人がいるな、と。

 

さらに言えば、自分が書いたように動画の中で人が消えたり出てきたりする。だからこれは作り物だ。緑の背景で一部の動きをとって、現場の実写に組み合わせたりしてるだろう。

 

射殺するかどうかのシナリオ設定は別として、あの日に元首相が襲われるということは入念に準備されて実行された茶番だったと考えておかしくない。これも暴力団の抗争の一環だろう。親分がやられた、さあ立ち上がれみたいな思惑があったかも知れないが、子分たちの反乱の中で本当に殺されてしまった。そして、都合よく選んだはずだった犯人役をうまく使われて真実がボロボロ出てきてしまったという。