ウクライナにはアメリカの投資(国防省)による生物化学兵器の開発製造拠点があり、それをロシアが破壊しているというネット上の書き込みはかなり前からあった。真偽は不明だった。が、米国国務省高官であるヌーランド女史が議会でこれを認める発言。動画がある。なぜかニュースには出てこない。

 

米国の生物化学兵器開発拠点は世界中にあるようだ。しかしいくつかの国に集中している。ベトナムとか、ケニア。そしてウクライナ。説得力ある解説は、おそらく米国の国内法で違法とされる研究を海外でやっているのだろう。そして、生物化学兵器の研究に関する制限は国によって異なる部分があるから、目的に応じてもっとも規制の緩い国でそれを実行していたのだろうと言うもの。

 

ウクライナに関して言えば、これはまだ未確認情報だがスラブ人の遺伝子情報を多量に収集していたことが指摘されている。これが何を意味するかといえばスラブ人「だけ」に効く生物化学兵器を開発しようとしていた可能性があると言うことだ。とすれば、プーチンがこの段階でウクライナに侵攻した理由の一つとして理解される。事実だとすればとんでもない話である。

 

さて世間では次は台湾と囁かれている。まさに全人代を開催中の中国で習近平首席は軍首脳部を前にして速やかに戦争準備を整えよと指示したとの報道あり。これまた動画あり。そうてされる相手はどこなのか?ウクライナか?と言うようなちょっとピント外れな報道もあるようだがやはり台湾だろう。

 

ややこしいけど、中国が善という説もある。台湾は親日的で善良な国家というか地域のイメージがあるが、実際には歴史的に人身売買拠点だというのである。中国本土ともアクセスが良いし、西側諸国とも通じている。中国国内では年間、何万人という児童が行方不明になっているともいうし。ウクライナもそうだった。東と西の両方と微妙につながっている拠点国というのは、それが都合が良いからそうなっているのだという説明である。

 

プーチン、トランプ、そして習近平はこのシステムを潰す気である、と続く。確かに、そのシステムはドル基軸通貨体制、石油ドル決済、NATO中央銀行制度、麻薬取引、人身売買と密接につながっていて、どれかひとつ「だけ」を潰すことは難しく、もう丸ごと潰すしか道はない、ということは自分にも段々理解されてきた。

 

それだけ捉えれば良いことのように思える。ただし移行過程で何が起きるのか、相当の混乱は起きるのだろうなという懸念はあるし、問題なのは「その後」の世界の姿だ。悪事の連鎖によって成立しているのが現実世界だとすれば、それなりの安定は確保されてきた面もあり、未来を「創る」という意志を持たない限り、一歩踏み出すことは凡人には難しい。

 

どうやら、プーチン習近平はそんな決断をしているように見える。