要人のすり替えについて少し考えます。
戦国時代の話として、武田信玄などに影武者がいたことは日本国民ほぼ全員が耳にしていると思います。影武者の存在理由は、暗殺を避ける、仮に本人が死亡しても内部体制を維持し、敵に緊張感・恐怖感を継続させる、などがあったと言われます。
陰謀論では、明治天皇はすり替えられたとする説を唱えます。下手人は薩長など反乱勢力であり、その背後にはイギリスがいたとします。すり替えの理由は、君主制を傀儡化することであったとされますし、それまでの北朝系は政党ではないから南朝に戻したのだという解説もあります。結果的に見れば、やはり英国主導での傀儡体制構築だった可能性が高いと思わざるを得ません。
19世紀から20世紀中葉くらいまでは、要人の姿を見たり、日常的に接点をもったりする人の数も限られていたでしょうから、意外にすり替えは簡単だった?のかもしれません。
写真や動画が一般的に普及し、要人がさまざまな集会などに現れなければならなくなった近年(やっぱりテレビの普及以降かな)では、要人のすり替えなんて常識的に不可能だよね、と思う人がほとんどでしょう。そういう思考回路を持った人が多数派になると、かえってすり替えは容易になる、ということがあるようにも感じます。明らかに別人だろと思われる人が出てきても、そんなはずはない、という思考がスイッチオンしてしまって、現実を素直に見ることができなくなってしまうだろうからです。
武田信玄の影武者は、信玄自身と、ごく少数の側近でコントロールしていたのではないでしょうか。明治天皇すり替え説を読めば、周囲の幹部たち(薩長)の多くがそれを知っていた(というか企図した)ようです。でも日本全国の数千万人の国民からすれば、ごくごく少数の閉じられた世界の話ですね、当然ながら。
さてそれでは、バイデンをすり替えたのは誰でしょう。そして目的は何か。
藤原直哉さんの見立ては明快で、それはトランプだと。トランプとその集団だと。もう本物のバイデンは2020年に死んでいて、あとは俳優がやらされているのだと。その目的は、あまりにも複雑で悪質なバイデン周り(というかいわゆるディープステート)の所業を明らかにするためには、すでに悪い奴はほとんど捕まえて処罰してしまったのだけれども、軍事作戦だから大っぴらにできない。偽物に役をやらせて時間稼ぎすると共に、彼らがいかにひどい連中であるかをカリカチュアライズして民衆に見せているのだ、そんな話です。
また、今イギリスを訪問されているお二人をすり替えたのは誰か。そしてその目的は何か。でれでれ草さんの見立てによれば、それは中国でありロス茶であると。目的は皇統簒奪ではないかとのことです。女性天皇を実現して、欧州の王室から婿を取る。そんなプロジェクトだから気をつけろと。
ロシアも中国もトップはすり替えられていると思われます。その背景を我々が知ることはおそらくないでしょうけど、世界はそういうとてつもなく大きな力によって回されているのだな、と感じることはできます。