20240629 バイデンは大統領選から引っ込むかもという話

昨日も触れましたが、トランプ氏とバイデン氏がジョージア州アトランタでCNNがお膳立てした討論を行いました。私、全部は見ていませんが90分くらいやったようです。大事なところは切り取られて動画が拡散されています。これは、ぜひ実物を見た方が良いです。

 

なぜかというと、例えばNHKは「バイデン氏は精彩を欠いていた」というような曖昧な表現で報道していますけど、そんなもんじゃない。あれ、中身は俳優だと思いますけど、もう認知症そのものを演じてます。自分の息子はイラクで死んだとか、誰でもわかる間違いというか嘘を語るし、発語が不明瞭でそもそも何を言っているのかわからない。トランプも、もはや同情の眼差しで「たぶん、本人も何を言っているのかわかっていないだろう」と発言、それを聞きながらポカンと口を開けてあらぬ方向を眺めるバイデン。完璧です。

 

早速米民主党幹部の間ではバイデンを引っ込めて新しい大統領候補者に変えてしまう動きが出てきたとも報道されています(バイデン本人はまだ頑張るぞと言っているらしい)が、まあ全部ひっくるめて茶番、プロレスでしょう。だって、実物はあんなもんだとわかっていれば、この討論会を受諾する方がおかしいし、そもそも最初から違う候補者を立てていたんじゃないですか。今更慌てて見せていることの背景をむしろ考えた方が良いと思われます。

 

ネットで目についたコメント「私は米国在住で自分以外の家族は全員民主党支持。討論会翌日の今朝、家族みんな意気消沈、撃墜状態、話題にもしてこなかったです」これが目的じゃないでしょうか。

 

羊を起こす。

 

悪い夢から覚める羊は何を感じ、どう変わるのでしょうか。確かにバイデンはだめだ。しかし民主主義は守らなければならない、だからトランプを支持するわけにはいかない。そうなるのかな。とすれば、次に出てくるギャビン・ニューサムがカリフォルニアで何をやったか、あるいはミシェル・オバマが実はどういう人物なのか、さらにはその夫と言われるオバマの実態は。そんなことがこれから数ヶ月の間に次々と明らかになって、一種の社会的な認知パニックが起きる可能性も感じます。バイデンが引っ込まないとしても、民主党ぐるみで醜態を晒すことに変わりはないでしょう。麻酔からはとことん覚めてもらう、そんな感じでしょうか。

 

日本にも波及するかもですね。既に自民党公明党はかなり実態が露呈してきましたがまだまだあるでしょう。小池も今回、学歴問題はともかくとして、利権の話が出てくるかもしれません。でも最大級のパンチは今、イギリスに旅行している一家のことかも。いずれにせよ、日本人も社会的な認知パニックを経験する流れだろうと思います。

 

問題はその後。私が懸念するのは、結局、羊というのは資質ではないのか。そして、それは一定数、社会に必要なものかもしれない。そう考えると、Aを信じていた羊が裏切られてBを信じるようになる、それだけのことではないか。私の懸念が当たるか外れるか、当たるのが良いことなのか悪いことなのか、今のところわかりません。