昨日の続き。なんだか、どこからか想念が次々にやってきて、整理がつかない状態。いろんなコメントもありがとうございます。ゆっくり書いてみます。
造物主(近代科学的思考では除外しますよね)を前提にすると、いろんなことがクリアになるので、私は合理的だと感じます。例えば、今回は詳しく書かないけど、死んだらどうなるかとか、大体予想がつくようになります。輪廻転生とか、そうだよなと。ギリシア神話や日本の八百万の神々の世界も得心します。それらの存在と、現世に生きる我々とが交信できることも論理的に導けると思う。ただ、この正月から私の頭には、とりあえず、そこではなくて、極めて雑な例えですけど我々はゲームで言えばキャラクター、八百万の神々がプレイヤーだとすればクリエイターとしての造物主の意図をどう感知できるのかというお題が来てるんですよ。
なんでこんなことになっちゃったんだろうな。振り返ると、DSの話か。ロスチャイルドDSがトランプDSに駆逐されても世界の構造は変わらないと思うがこれ、神意ですか?という疑問が出発点だったかな。まあいいや。思考というものは、自分の内部から湧いてくる場合と、外から急にくる場合があると思うけど、今回はかなり、自分がそれまで考えてもいなかったことが湧いてくるという意味では、外から来てるのかな。
現世ではないどこかから発信されたメッセージをキャッチできる人たちがいるらしいことは、出口なおのお筆先や日月神示その他の多くの予言書と言われるものの存在でわかります。世界中にあるみたいです。ただ、問題は、そのメッセージがどのレベルから発信されたものか、ということまではわからないということ。時空間が操作可能とすれば(クリエイターは自ら創造した世界に関しては万能だろうから)予言なんて大したことではないので、そこで驚いて平伏すのはちょっと軽率かもしれないぞと感じますね。
ここで突然、今日のタイトルに使った言葉が浮かびました。生成化育。かつて見たことがある四文字熟語。
神意は現世に生きる人間の思考範囲を超えているでしょうから、文字や音声で伝えられるものではないだろうなと予想します。ではそれを我々が知る方法があるのかと思った時に、ひとつ考えられるのは、この世にあるものをあるがままに観察して、設計意図を推し量ること。技術の世界ではリバースエンジニアリングと言われる手法ですね。幕末の日本人はイギリス製の蒸気機関を解体してそのメカニズム(設計意図)を理解したと。同じように、造物主が創造したこの世界は目の前にあるわけだから、それをリバースエンジニアリングすれば設計意図を多少なりとも探れるのではないか。
例えば、動物の生殖は雌雄一対を基本として設計されている。植物の多くは種をまいて水と光を与えれば発芽し成長を始める。赤ん坊は白紙状態から誰に教えられなくても言語や二足歩行などの身体動作を身につけていく。そうなるように設計されているからです。まだまだこの世のメカニズムは無限にある。これらを観察して、世界の自然な状態とは何かを理解すれば、それは神意に近いものなんだろうなと。とすれば、それを阻害することは神意に反する行為になる。
ヒトは、自然を嫌うところがあるかもしれません。そうでなければ都市など作らない。この辺は、養老孟司さんが繰り返し論じているところで、要するに脳というのは度し難いんだと。いろんなことをこねくり回して人工物で世界を埋め尽くそうとするのは間違っていると。彼は昆虫が好きだそうですよね。だから自然界のリバースエンジニアリングを(無意識かもしれないけど)やっていて、神意を体得している部分があるのかもしれません。
続きはまた。