いわゆる、やり手っているじゃないですか。
今、話題の木原なんて典型的だと思うんですよね。
弟の方です。兄のみずほ頭取には、あまりやり手という雰囲気は感じません。
あとね、私がこれはやり手なんだろうなと思うのはサントリーの2位並みもとい新波もとい新並もとい新浪。
どうですかこの人の人相。
あと、損保ジャパンのトップだった、誰だっけ、桜田?櫻田。人相見てください。
いるでしょう、皆さんの勤め先にも。
やり手。
脂ぎっている人たち。
大声でよく喋り、女好き。とにかく勢いがすごい。多少の法令違反などものともしない。とにかく業績を上げろ。で、いい数字が出ると、全て私がやりました!
女性は、意外にこういう人たちが好きだったりしますよね。頼り甲斐があるとか、リーダーシップがあるとか。エネルギーが溢れてるとか。
文豪ゲーテは言ってます。活動的なバカほど始末におえないものはない。
活動的なバカ。
活動的であることはしょうがない。それはもう、持って生まれたものなんでしょう。だから大事なのは、その人間がバカじゃないよな、ということをチェックする仕組みが世の中にあるかどうかだと思います。
今は、ないから、バカが思う通りに活動している。そのことがもたらす被害は甚大だなあと、多くの人に感じてもらいたい。
天下の武蔵高校、東大法学部、大蔵省出身で銀座ホステス(どんなに美人でも訳ありに決まってる)と平気で結婚する人がバカでないことをどうやって証明しますか。難しいと思いますよ。いや、テストで高い点数を取る能力とかそういうことを言っているのではありません。そういう観点から言えば、木原氏は間違いなく優秀です。そうではなくて、あんた、銀座のホステスでいいんですか?ということであって、いいんだ、職業に貴賎はない!と言い切ってくれれば納得しましょう。そう見えるかどうかだね。そこまで深く考えていたかどうかが、バカとバカじゃない人の境界線だという気がします。
私が感じているのは、やり手と言われる男たちは、総じて活力のあるバカが多いので、文豪ゲーテなら嘆くだろうなあ、それがこれまでの日本だったかなあということです。終わり。