20230625 ロシア内乱!?

ワグネルがロシア軍からの攻撃を受けたとして戦闘地域であるウクライナ東部から北上し、ロシア南部の都市ロストフの軍事施設を掌握した上でモスクワから500キロの地点まで進軍、とのニュース。驚いた。

 

プーチンは早速演説を発表し内覧には厳しく臨むことを宣言。それが昨日夜の状況だったが、一夜明けてニュースを見ると、ワグネルは進軍をやめて元の場所に戻ると言い出している。

 

一体これは何なんだ。

 

ワグネルは2万5千人いるらしいから、その多くが動くとなれば補給も含めて事前に綿密な計画が要る。だから急に思いついてロシアに反逆、というわけではないだろう。少なくとも数週間の準備はあったはずだ。ロシア軍とワグネルは折り合いが悪いらしくて、武器も補給されない、逃げると後ろから撃たれる、などの情報は見た。ワグネルの中では、扱いが悪いぞと鬱憤が溜まっていたようである。しかし所詮は一介の民間企業である。そこに無制限に武器を渡すわけにもいかないだろうとは思うのだ。

 

なんらかの勝算があったのかも知れないが、プーチンが一括したらすごすごと戻っていくブリゴジン。力関係は明白である。まあ収まるんだろう。カディロフが一貫してプーチン指示であることも大きいと個人的には思う。

 

ただ、感じたのだが、今の世界は全てプーチンの双肩にかかっている。プーチンが頑張ってくれているから、そしてその勝利がおそらくは確実だろうと思うから、世界は安心してアメリカの覇権の下から離れようとしているのだ。中国も、中東も、アフリカもそうだ。

 

ここでワグネルがモスクワを襲い、プーチンが殺されたり亡命したりしたらどうなる?BRICSは全部、梯子を外されて米欧に再び擦り寄っていくのかも知れない。

 

日本にいて、状況がある程度わかっていて、米国一極覇権にうんざりしていて、トランプやプーチンの戦いがこの状況を終わらせてくれるのではないかと期待を持ってこんなブログなんか書いている人たちも、一瞬、ヒヤッとしたかも知れない。自分はそうです。

 

ワグネルにロシアの理想が浸透していないことはわかった。でも彼らはそれなりの成果を上げた。ではどうする。処遇とか、頭の痛い問題は残っているんだろう。ブリゴジンは反逆者になった。収め方をどうする。用事が済んだからお払い箱、反逆者として処刑、その他の可能性。戦いは、味方との関係を含めて、なかなかすんなりとは進まないものなのかも。