20221217 賢さとは何か

こう考えてくると、今までの常識は全く間違っていたというかある条件のもとでしか通用しないものだったんだなあとつくづく思う。

 

自分の知っている、いい学校を出ていい会社に入った人たちは、職域接種にも熱心でほぼ全員が接種していると言っていい。問題を与えられて、できるだけ効率よく間違いなく解くことに特化して修練していると、こうなる。

 

こういう人たちは、与えられたドグマ、枠組みが「良いもの」だった時にはものすごい力を出すが、「変なもの」であれば全員で間違える。それが今回のワクチンだ。

 

能力の高さと賢さは全く別物だ。賢い人は、与えらえたドグマや枠組みが「良いもの」なのか「変なもの」なのかを考える。変なものであれば、拒絶するか糾弾するかまともに付き合わないか、まあそんな態度を取る。こういう人は、今の社会では生き辛い。「王様は裸だ」と声を上げるのはいつの時代でも結構しんどいことである。

 

ただその「変なもの」にも程度があって、「遅刻しないように」という校則は多くの人から「そりゃ当然だ」と認識される。しかし「ポニーテールは禁止」「スカート丈は膝下」「野球部員は丸刈り」とかになってくると「ちょっと待ってくれ」という気持ちが動き始める。それは何おためなんだ、という疑問が呈される。

 

岸田は、必死になってどこまでが「変なもの」でも許容されるのか試しているような感じになってきた。統一教会と入魂だった安倍を大した理由もなく国葬にする、が第一弾。これも相当「変なもの」だったが、みっともない形でとにかく強行した。その枠組みの中で頑張ってスピーチしたのが菅だった。すがは、この枠組みがもう少し続いてくれることを祈っているのだなとわかった。

 

軍拡するぞ、が第二弾。そのために増税だ、が第三弾。どんどん国民を追い詰めている。「ホット待て」と言われるのは、どこまで行った時なのか、と測っている。

 

賢い人は、もう全部お見通しで、自民党は持たない。いずれ破綻して解党する。公明党も消える。こんなことをやっていて、国民の票を得られるわけがない(不正選挙でもなければ)。ただ、賢い人が先頭に立たないのは、9割はまだ目覚めていないという現状を認識しているからだ。5回目のワクチンを4千万人?が接種するような状況だと、いくら言い始めてもダメだろう。だから、岸田がもう少し頑張って、もっと「変なもの」を出してきてくれることを待っている。この、待つことができるのも賢い人たちの特徴かもしれない。

 

もっと賢い人たちは、自民党と大企業が亡くなった後の世界について考え始めている。