政府首脳は何を考えているか

私たち一般庶民は、偉い人のところにはたくさんの誰も知らないような情報が集まってきているに違いないと想像しやすい。

 

しかし自分は、ある機会を得て上場企業経営者の方々の語ること(平民に向かってではなくて彼ら同士での会話)を何回か聞いたんだけれども、まあ大したことはなさそうだというのが正直な感想。その証拠に彼らは嬉々としてSDGsバッチを胸につけている。自分で情報を取りに行ってない証拠だと思う。

 

これも繰り返し書いたけど、自分の勤め先ではワクチンの職域接種をすることになった時、他社より早く申し込めというプレッシャーが掛かった。社長副社長会長。これも、自分で情報を確認しに行ってない証拠だと思う。そんなもんだ。その程度なんだな、と。

 

結局、新聞テレビそして業界の知り合いくらいしか情報源がないんだと思う。SDGsは誰が言い出したのか、中身は何をいってるのかなんて自分では確かめない。ワクチンの効能書きは厚労省のサイトで見られるし、そこに「劇薬」表示があることもちょっと見にいけばわかるのに行かない。理由は「(経営者は)忙しいから」。

 

両危機の経営とか選択と集中とか半導体不足とかを語るけどネタはプレジデントとか日経ビジネス。こんな「週刊誌経営者」は意外に多いと思うぞ。

 

同じようなことが岸田総理にもあるんじゃないか。

 

最近ゴルフしたみたいだけど、あの晴れ晴れとした表情を見ると、統一教会についてもウクライナ&台湾情勢についてもネットでの自民党の叩かれ方についても安倍氏暗殺に関する日本国民総出での検証が進んでいることなども、何も情報がいってないのではないかと勘繰りたくなる。

 

総理になってゴルフもできて嬉しいな、というような無邪気な笑顔。

 

アメリカはアジアを去る。日本はむき出しになって中国と対峙しなければならない。歴史の転換点であり、藤原尚弥氏は岸田総理を鈴木貫太郎に例えた。その意識が本人にあるかといったらどうもなさそうだなあ。なさそうだと思う。

この観察が外れることを期待しつつ。