マスクを外しつつある人たち

その中に私もいる。

 

お互いに観察し合う。

 

一番多いのは、一時的に外してるだけなんですよ、というアピール。外したマスクを手に持っている。こういう人たちがほとんど。このアピール、誰に向けてかはわかりませんが、気持ちはすごいわかる。

 

マスクを手に持っていない勇気ある人も出てきた。あまり明るい表情はしていない。むしろ苦渋の選択といった面持ち。すれ違う時も目を合わせない。あーどうせ俺ははぐれものだよ、ってなオーラ。これもわかる。頭の中に、世の中の秩序を守るのが正しいんだけれども敢えて茨の道を選んでるんだ自分は、という意識がある。大変だね。

 

ごく少数派だが、外したいから外してるだけ、それが何か?みたいな明るいノーマスクの人もいる。外人ぽい。早くこうなりたい。

 

自分はどうかというと、マスクを外してるんだ私はと意識しているときははぐれものの顔をしていると思う。でもそのうち忘れちゃう。忘れちゃったら、それが何か?になってるんじゃないかな。

 

あーこんなことで頭使わないといけないなんて面倒な国だな全く。

 

ちなみに路上ではノーマスクに対する圧迫感はそんなに感じません。問題は電車の車内とかね。それぞれの位置が固定されて一定時間一緒にいるという前提の場所でノーマスクに対する圧は強いような気がする。ただしこの1週間で、だいぶ和らいできた感もあり。マスク外したい人が外し始める動きは意外に早く進むかも。それでも結果1割くらいかな。