20220831支配の終わり

日常は平穏だ。

 

勤め先では岸田総理が原発再開について発言したことが話題になっている。経営陣は喜んでいる。そんな風景だ。

 

ワクチンについても特段の疑念めいた会話はない。ネットで見る世の中の姿と大きく違う。統一教会に関しても話題になることはない。

 

太平洋戦争中もこんな感じだったのかな。他人事。思考の範囲は自分の商売にプラスかマイナスかだけ。そんなもので世の中は動いていく。

 

ネットで自ら情報を撮りにいく人の中には、全体像を構造的に理解したいという人が含まれていると思う。その動機で情報を探し、取捨選択し、仮説の中に持ち込むのだ。

 

原発は電力不足から求められているわけでもないだろう、という感覚は持って当然だと思う。原発推進派は、実は安倍国葬とか軍備強化とか靖国参拝とか言ってるのと同じグループだという察しもついている。そんな人々が電力不足を心配するはずがない、と想像する。要するに国民のことを考えていない、国民以外の何かに従っている連中の考え出したことだから怪しい、と見るのが正解だろうと自分は思うがそんなこと職場で言っても虚しいというか奇人に見られて終わる。日常は強靭だ。

 

たださ、太平洋戦争も新聞とかラジオだけに頼っていた人たちは最後まで日本が勝つかもと思ってたりしたわけでしょ。徳川幕府も最後まで幕臣とかいたわけでしょ、その構造の中で出世競争というか陣取りゲームもあったと思うよ。でも終わってみればそれは全部虚しかった、新しい時代が始まってしまった、ということだと思う。

 

原発いいよ。賛成するのは当然自由だ。しかしよく考えた後での結論なんだろうな。岸田さんが言ったから大丈夫、という程度の週刊誌経営だったら社員が可哀想だぞ。と言っても社員も9割が家族を連れて職域接種してるんだが。

 

厳しいなぁ。厳しい。

 

それでも、アメリカと日本政府、大企業がひっくり返ってから、この人たちも素早く対応して新しい時代に適応していくのだろうなあとは思う。これを日和見というのだろう。日和見最強。ただワクチン接種の事実だけは後戻りできない。