子分たちの反乱

いま世界で起きていることを暴力団の抗争に例えて書いたのが昨日で、もちろん洒落のつもりではあったのだがなかなか説明力が高いのではないかと思い始めたのでもうちょっと進めてみる。

 

なお自分の暴力団についての知識は実質ゼロで、東映なんかの任侠ものとかヤクザ映画の典型的なストーリーをイメージしながらの作業になる。ですので実際のことを知っている方から見ればダメかも知れません。

 

暴力団の上位には政治があると決まっている。黒幕はなかなか正体を表さない。主人公はたいてい、中尉の暴力団の若手か中堅で、上位の暴力団から理不尽な指示がきて、渡世の義理とか兄弟盃の縁とかでそれを実行するのだが納得はしていない。そこで指令の発信元を探っていくと大物代議士に行き着いた、みたいな話は本当に典型的なシナリオ。

 

さて。ワクチンを打てと言う指令が出ました。日本組ないし菅組、岸田組は必死に実行します。指示したのは広域暴力団アメリカ組でした。その周りには主力構成団体のWHO組とかマスメディア組がいるので日本組は逆らえません。しかしアメリカ組の裏というか奥には、どうやら大物代議士(欧米の金持ち)やそれに絡む金融(DSとか呼ばれている)がいるらしい、って言うのがこれまでの現実のストーリーだったですね。

 

で、大物代議士及びそれに絡む金融は暴力団を全部統制していて、それぞれを抗争させたりする事で甘い汁を吸っていた、と。これもありそうなストーリーだ。それにロシア組が勘づいた。大物代議士と金融は、次は中堅ウクライナ組を消しかけてロシア組から喧嘩を売らせ、抗争でまた一儲けしようとしてロシア組を嵌めたのは良かったんだがカラクリに気づいてたロシア組は中堅ウクライナ組を攻撃すると見せかけつつ、シマから出る米(石油など)は売りませんぜと言うことで大物代議士と金融に牙を向いた。わかりやすくないですか?

 

アメリカ組は日本組を操るのに、隣にシマを持つ半島組をうまく使ってきた。日本組の重要ポジションには半島組の息のかかった人間を送り込み、日本組の構成員から搾り取って半島組や直接アメリカ組に貢ぐ構造を作り上げていた。その頭目には長年、組長をやらせた。その男を安倍という。日本組の構成員はいつかこの構造をひっくり返さなければと思っていたが組織の締め付けは強力で、なかなかその機会がなかった。

 

今回の反乱は、押さえつけられていた子分たちの反乱だと思う。日本組の規律は厳しかったが、面従腹背の仮面を捨てる時が来た。これはロシア組に勇気付けられたのだと思う。まず警察の中堅若手。元組長の暗殺事件に託けて半島組による日本組支配のメカニズムを公表してしまった。マスメディアの中堅若手はそれを放送してしまった。これは警察やメディアの上層部にしてみれば驚天動地の展開だろう。

 

してみると日本組参加のいろんな系列組織で上層部対中堅若手の抗争が勃発しているのではないだろうか。今まで上層部とのつながりでいい思いをしていた連中は焦りまくっているだろうが、もとより歪んだ支配構造であり上層部対中堅若手なら数の上でも戦闘力の上でも中堅若手の方が圧倒的に優勢だ。ただ、全体をまとめるリーダーがいるかは不明。同時多発的な組織ごとの反乱になるのではなかろうか。

 

世界中でこれが起きている。BLMみたいな整然とした反乱でないところが本物の証かも知れない。こうやって世界は変わっていくのか、という目で見ていこう。