20240410 万博できるのか

小池都知事陰謀論でCIAかと言われていましたが同じく陰謀論でCIAとされる文春から学歴詐称暴露記事を出されました。内容はみんな知ってる話ですけど、捏造に関わった元役人のおじさんが私がやりましたと実名顔出しで出てきたのでインパクト大きいかもです。小林製薬のサプリで死亡したとされる5人のうち3人(70代〜90代)に悪性リンパ腫などの既往症があったことを厚労省が発表。潮目が変わるのか変わらないのか。岸田派国賓待遇で訪米と言われていましたが米国側は”state visit”と表現していて国賓(state guest)ではないよとの指摘あり。でも前任の菅訪米時と比べれば軍楽隊も出てきて少し上だよねとのコメントも見ました。

 

以上まとめるとつまらない報道ばかりですが、身近な話では久しぶりに勤め先のイントラに訃報が。初めて知ったのですが、社員関係の訃報って、イントラに載せる載せないの差配があるようで、最近訃報が少ないなと思っていた私は何か勘違いしていたかもしれません。で、死亡が4月6日、通夜8日、葬儀9日ということでしたので、騒がれているほど首都圏の葬儀場は混み合っていないのかなと感じました。

 

もう一つ身近な話で言うと、建設工事の遅れが酷いみたいですね。私の親戚の貸アパートでバスルームの改修があり、職人さんが集められなくて5ヶ月かかった、その間の家賃が取れなかったと言う話を聞きました。またこれも私の知人の家で水漏れの修理があり、やはり職人さんがいなくて1ヶ月待ったと。

 

で、ふと万博で問題のリングが8割できたぞという動画を見たら、リングの内側ってほぼ更地なんですね。万博って来年の3月からでしょ。あと1年切っているし、設備ができた後に内装とか、展示の準備とか色々あるだろうからもう間に合わないの確定じゃないでしょうか。国家プロジェクトだから職人は優先的に万博に回すとしても、この4月から残業規制がかかってるし、必要人数は増えるでしょ。と言うことは予算もこれから大幅に増えるんじゃないかと思います。あくまで、本当にやるなら、と言うことですけど。もし自分が関係者なら、中止発表のタイミングを測っていてもおかしくないと思います。

 

ところで昨日、円安等で調達費が上がり、人手不足で人件費が上がり、ESGとかで管理費が上がり、株主圧力で配当も増え、経営者は地獄と書きましたけど、解決するには売り上げを伸ばすしかないですよね。でも売り上げは買い手の一存だから自由にできない。じゃあどうするかというと、安直な経営なら「確実に流れてくるお金」を確保しようと思って、国や自治体やNHKなどを狙いますよね。徴税権や必ず払わなければならない利用料を徴収できる立場にある相手を顧客にすれば、あとはそこからいくら引っ張ってこれるかに集中できる。これ楽ですよ。

 

だからゼネコンは万博みたいな国家イベントや高速道路を推進し、医者は生活習慣病を煽り、製薬会社はワクチンを作り、パソナ自治体の事務を下請し、電通は政府の広報を請け負い、三菱重工は戦車戦艦を作るわけで、いつの間にか税金を売上に回す企業が一番安泰だみたいな世界になってしまいました。

 

我々に対する増税が一体どこに消えてるんだ、アメリカに吸い上げられているんだろうとの説もありますが、それもあるとして、税金を吸い取る企業に流れている部分も大きいでしょ。それが一定以上になったら、もうこの国は自由主義経済とは言えないと思いますよね。