いやその問題設定自体があまり適切ではないと思う。戦争好きの連中を保守か革新かで分類しようとしても無駄では。彼らは単なる戦争好き。
日本の保守は反韓国、反北朝鮮、反中国が売り物だが、それは保守ゆえにかと改めて問えば必ずしもそうではないのでは。
桜が好き、靖国神社が好き、夫婦同姓が好き、というのはわかりやすい打ち出し方だけどそれが保守か？ともう一度考えて見てもいい。
保守ってそういうものなのか？違うんじゃないのか。
トランプは戦争をしなかったと言われている。不法移民を国内に入れないようにしたという。なぜかといえば、それがアメリカのためにならないからだ、今アメリカ国内で生活している人々のためにならないからだと説明している。一理あると思う。保守とは、自国民を大事にすることだという考え方もあるのだなと思う。
自民党の自称保守は、国を守るために中国と戦争するときは国民は命を捨てろという。国民を守るために中国と政治的に調整するという態度ではない。これは保守のあり方だろうか。
米民主党政権は自由と民主主義を世界に普及するという名目でアラブ、アフリカ、中東、東欧、以前はベトナムや韓半島に介入した。保守か革新かでいえば革新だろう。あるイデオロギーというか考え方を他国に求める考え方は保守ではない。というか、保守は他国にある意味で無関心なのが自然な姿だ。
日本の自称保守は、他国にものすごく関心を示す。国内にはほとんど目を向けないから生活も良くならない。これは保守なのだろうか。
