首相ないし院政を敷く元首相の暗殺は日本近代史で複数回起きていて、その代表例が515。今回もそうだろうという視点で見ることは決して不合理ではない。
となれば権力側とクーデター側が想定されるわけで、当然、暗殺されたのは権力側、暗殺したのはクーデター側だということになる。
日本の歴史上、この2派の一方がもう一方を倒してクーデターが成就することは珍しいというか大化の改新くらいかな。最終的には御聖断に持ち込まれることは昭和戦前の歴史に明らかだ。
となると皇室皇族の今後の動向は注視に値するが、既に上皇は心不全、上皇后は目の手術という報道が出ている。このタイミングで。
元首相の暗殺以降、カルト宗教が日本政治に深く関与し影響力を及ぼしてきた実態が堰を切ったように報道に乗り始めた。クーデター側が押している。
これを見ていて、日本人が何から独立しようとしているのかは明確になってきたと思う。そして、いま御聖断を求めるとすると、226と同じになってしまうのだろう。そこのせめぎ合いが進んでいる気がする。
これはひとり日本政治の問題ではなくて、日本国内津々浦々でミニ版の権力闘争、権力移行が起きていると感じる。極めて大きな潮流だ。