タイトルに挙げたように報道はされていますが、例えば時事通信の本日午前1時18分付こ記事を読むと「ヒズボラは軍事部門最高幹部を殺害された報復としてイスラエルに320発以上のロケット弾を発射」「なおイスラエル軍はこの攻撃に先立ち『脅威を排除する』としてレバノンに激しい空爆を実施した」とあります。なあんだ、先に攻撃したのはイスラエルか。見出しはミスリーディングだなあ。イスラエルやウクライナの関係報道は、こんなのが多いです。
ところで昨日、思い切って悪い連中の来し方を今まで得た情報に基づいて短くまとめてみましたが、改めて思うところが出てきました。いろいろありますが、例えば。。。
①支配に資する新技術は必ず我がものとする有能さを継続している(鉄、銃、原子力。。)
②自らの悪事を社会的に消し去る技に長けている(奴隷貿易、植民地搾取、原爆投下)
③それどころか社会的な尊敬を勝ち取る技も持っている(先進国、民主主義等のイメージ)
彼らは基本的には「洗脳して」「お金を回す」ことで成り立っている集団です。上記①〜③は
どちらかといえば(支配)技術論的な話かもしれません。
①について:宗教を手段とする搾取体制の確立は大変だったのではないでしょうか。被支配層との相対的な力関係で、支配側が圧倒的な暴力技術を持っていなかったと思われるからです。火薬は中国で発明されたそうですが、彼らはその威力を正確に評価し、技術を高め、火器として武器化・産業化しました。それがあってこその大航海時代だし植民地拡大だったと考えられます。彼らが常に技術的優位性を持ちたがる(持っているように見せたがる)のは支配志向がある以上、当然です。医療も典型で情報の非対称性が医者の権威の生命線ですよね。
②について:私はガザで4万人の市民が虐殺されたと聞いてイスラエルに対して憤慨しましたけど、気を取り直せば東京大空襲10万人、広島原爆14万人、長崎原爆7万人、その他にも全国地方都市の多くが空襲を受け民間犠牲者の総計は50万人とされるのが日本です。虐殺者たるアメリカは豈図らんや戦後日本人の憧れの国となりました。この辺の狡さは見事なもので、裏には当然さらに悪そうな英国がいます。ユダヤ(ハザール)に関していえば、自分達は被害者だと世界に信じさせてきた連中です。上手いです。
③について:今の状況に即していえば、ロシアは悪の帝国で無垢なウクライナに一方的に侵略戦争を仕掛けているから民主主義を標榜する西側諸国は結束してこの危難を救わねばならない、というようなストーリーを何の衒いもなく世界に発信できる厚顔さが彼らにはあります。常に自分達をベビーフェイス代表に仕立て上げるんですね。詐欺で生きていると嘘をつくことが習い性になるというか、嘘で固めなければ生きていけないわけで、これも彼らの生命線です。残念なのは、あっさり信じる人が多いこと。
ついでに書けばおそらく彼らには国が大事という観念はないのではないでしょうか。あるのは支配と被支配の関係であって、国という装置が使えるなら使う。ある国家が装置として古びたら他の国家を器として使う。この点は後日少し詳しく記したいと思います。今、アメリカ合衆国やイスラエルという国家装置が、彼らにとって賞味期限切れになったので捨てられそうになっている、という見方さえできると思います。