20240806 株式暴落いつまで

新聞一面は世界的な株式市場の暴落を報じており、その引き金を引いたのは7月31日の会合で利上げ政策を打ち出した日銀にある、その後発表された米雇用統計の内容が悪かったので一気に景気減速懸念が広がった、との分析が示されています。どの報道でも大体同じです。でも実際に日米で株価が天井を打ち下落傾向に転じたのはどう見ても7月15日(米国株価最高値更新)以降です。ここに今回の暴落がなぜ起きたのか、いつまで続くのかを考えるヒントがあると私は思います。

 

トランプ氏の暗殺未遂事件は7月13日に起きました。前日の7月12日にトランプ系のメディア企業「トランプ・メディア&テクノロジーズ」(トゥルース・ソーシャルの運営会社)に数百億円の空売りが入っていたと及川幸久さんが語っています。ということは、この会社の株が暴落することを事前に知っていた投資家がいることになる。その投資家の名前もわかっていて、テキサスにあるオースティンという投資会社。ブッシュ家と親密であり、顧客にブラックロックやバンガードが入っていると。

 

となれば、彼らは暗殺を計画実行する立場ですから、当然影響を受ける株の動きも予想でき、そこで一儲けを企んだのではないかと推測することができるわけですね。逆にいうとトランプQ米軍はこれらの機関投資家の思惑も読み切って茶番の暗殺未遂撃を仕立てたことになります。で、そのことに気づいた機関投資家たちはトランプの復帰は不可避と考えて利益確定に走っていることが考えられます。

 

ほとんど金利がつかない円を大量に借り入れて、それでドルを買い、米国株に投資する。いわゆる円キャリートレードの規模はよくわかりませんが、今起きている円高株安の速度から見て、とんでもない大きさだったのではないでしょうか。それが逆回転を始めたとネット上で指摘されています。米国株を手仕舞いする。ドル現金を円に替えて借金を返済する。その動きが出てきているとして、いきなり160円から140円にまで円高になるんですから。これ、日銀がたかだかコンマ数%の利上げをしたからじゃ説明がつかないと思います。機関投資家のトレーダーたちは死に物狂いではないですか?

 

新NISAで貯金をおろして投資信託など購入した方々はお気の毒ですが、まあ政府が煽っている段階で怪しむ感性はこれから持っておかないと危ないですね。私は昨年秋に政府がやたらと個人に投資させたがっていることに不信感を持って持株は全部現金に換えました。今は預金封鎖が怖いです。

 

で、この株安円高の傾向はどこまで続くかですけど、最終的には機関投資家の仕掛けたバブルが元に戻るまでではないかとお思います。そのバブルは円キャリートレード機関投資家を儲けさせるために日銀黒田が金融緩和を始めてから始まったとみれば、まあだいたい2010〜2011年頃の、日経平均1万円の水準ではないでしょうか。ドルは100円かな。まだまだこれからだと思います。

 

ところでバングラデシュで騒乱が起き、首相姉妹がインド経由イギリスに逃げ出しました。バングラデシュ独立の父と言われる方の娘という触れ込みの女性首相でしたが、改めてwikiで経歴を見ると父が暗殺された時に西ドイツにいて生き残り、オバマと親しく、米大学に留学した息子はWEFのヤンググローバルリーダーに選出されているというモロにあちら側の方。ミャンマーにおけるスーチーみたいな人でした。イギリスに逃げるのを手伝ったインドも少し怪しいですね。

 

またヴェネズエラのマドゥロ大統領は開き直ったようにCIAのこれまでの悪巧みを語るようになりました。やっとわかりましたけどこの方も新勢力の一人のようです。

 

オリンピックどころじゃないですね。