バイデンさん（と言われている人）の大統領選辞退表明、来ましたね。驚きがあるとすれば、意外に早かったかなという。で、後継指名（できるのか）はハリスさんだと。面白いですね。
今後の注目ポイントとしては①民主党は「あの」ハリスをそのまま出すのか、例えばトランプと討論会やったらどうなるのか。ボロ負け以上にやばい結果にならないか。②偽物疑惑の濃いバンス共和党副大統領候補はいつまで持つのか、どう種明かしするのか、しないのか。③後述するようにリベラル勢力はあからさまに追い詰められている設定なので、再度の銃撃みたいなアクシデントを企むのかもう降参なのか。こんなところかなと思います。大勢に変化は無さそうですが。
既存勢力の焦りは末端からも全力で伝わってきます。日本に田中均さんという、元外務省で北朝鮮と拉致被害者返還交渉などで活躍したとされる（でも成果は出ていない。成果が出なくても活躍したとされる不思議な人たちがこの界隈には結構いる）人がいて、Xで「ハリスに道そ譲るのはトランプ打倒の唯一の道。ハリスはリベラルの理念を真正面から語れ。トランプとバンスの「アメリカ第一」がどれだけ独りよがりなのか対比できるぞ」と投稿（文章は若干圧縮しました）。これについた一般の方のコメントは「ハリスの方が仕事ができなくて独りよがりな気がします」「偉そうなことを言うなら後輩たちに山王ホテルに近づくなと言え」「ハリスは極左だろ」・・・私は、コメントの方が冷静だと思いました。偉い人だから正しいとは限らず、偉い人はこういうふうに公で発言するような姿勢を貫いてきたから（誰かに引き上げられて）偉くなったのねと、よーく理解できる問答だと思いませんか。
まあ大勢に影響なしとの前提のもとで、少し驚いたのは日米で発注しているパトリオットミサイルの生産が暗礁に乗り上げている、原因はボーイング社の部品不足だと言う記事。これも、鋭い藤原直哉さんのチョイスでXにアップされました。日米欧の防衛費はどんどん膨らんでいきますが、兵器を買いたいと思っても生産元の方でアップアップなようです。ウクライナに注ぎ込みすぎたのでしょうか。これ、私は今後の世界を考える上ですごく大事なことのようにお見ます。
最後にクラウドストライク。世界中でシステム障害を起こしたこの会社、いろんなところから指摘が出てきましたが、ウクライナにサーバを持っていて、そこにヒラリーのメールが大量に保管されていると。ジュリアン・アサンジは、ヒラリーの最もやばいメールはここに蓄積されていると言っていると。この会社の社長はオバマ政権時のFBI副長官だと。クラウドストライク社の大株主はウクライナのオリガルヒだと。もっと詳しく、でれでれ草さんが自身のサイトに書いています。このシステム障害でなぜか米民主党はパニック状態だと。
ウクライナはイスラエルと親密で二重国籍を認めている。ゼレンスキーもイスラエルとの二重国籍。ここで、なんだかよくわからないながらも、全体がつながっていることがぼんやりと透けて見えてきます。米民主党首脳は、おそらくですが、膨大な黒い通信記録をウクライナに人質に取られていて、それをイスラエルにも利用され、無理を続けてきたという側面もありそうな。こんなことが、遠からず白日の下に曝け出されるのかもしれません。
