世の中には状況証拠しかない中で、これはどういうことなのかを考えなければならないことがたくさんある。
自分だって、今回のワクチンの中身を調べたわけでもないし、誰かが調べた結果を熟読したり、検証したりしたわけではない。だからワクチンは毒だと確信を持って言える立場にはないけれども、打った人が具合が悪くなったりガンの進行が速くなったり、それで亡くなってしまったりするのを見ると、ああこれは体に良い者では絶対ないなと、そう思って避けておい他方が会う前だな、という判断はするわけだ。
多くの人がワクチンを打って具合が悪くなりました、亡くなりましたと言っているのだから即停止するかと思いきや、まだワクチンを製薬会社から購入しているというのだからこの政府は信用できないな、と思うのだ。誰も中身をきちんと見たりしていないだろうに、コロナは怖いぞワクチンは効くぞと宣伝するテレビや新聞やタレントや医者は信用できないな、と思うのだ。また、それを鵜呑みにしてなぜあなたは打たないのか、非国民ではないか、あなたが他人に感染させて良いのかと詰め寄ってくる周囲の人々は、考えが足りないなと判断するのだ。
何が真実か、なんて簡単にわかるわけない。
そういう意味では、我々が考えだす「真実」は、多くの場合は仮説に過ぎないのであって、今起きていることをなんとなくよく説明できるのはこの仮説だよなあ、とか考えながら一つ一つ判断して行動していくしかない。
当然ながら、全ては仮説だから、新しく説得力のある仮説が出てきたら乗り換える必要もあるだろうし、複数の仮説を抱えて都度検証しながら進んでいくことも大事だ。
で、今一番謎なのは、誰がこの世の中を動かしているのか、ではないか。藤原直哉氏の仮説は、それは米軍だと。米軍の中は我々の想像とは違って、いくつかに分かれていて、良い人たちがいるのだと。その人たちがトランプを担いで、今軍事作戦を実行中で、もう大体蹴りはついたらしい、そんな話である。ならば安心。
別の仮説もある。田中宇氏の最近の論稿では、黒幕は習近平だと。世界はどんどん管理社会監視社会に向かっている。中国共産党と米国隠れ多極派は連携していると。パンデミックは習近平の権力強化のために仕組まれたと。
藤原氏の見立てに戻れば、今の習近平は2020年末に一時所在不明になってからすり替わったダブルであり、その背後にはプーチンがいると。さらにいえばプーチン本人も第1期とは別人だと。
そう、顔も体型も全然違う。だから、どの仮説も穴はあるんだけれども、自分がそれ以上の仮説を思い付かない以上、目の前にある仮説のどれかを前提にしないと、動けない。
当面、私は藤原説に従って現実を見ていこうと思う。修正の必要を感じたら、修正する。