20230313 結局損得か

接種者がなぜ接種したのか、これから同じようなことが起きた時に、それを止めるにはどうしたら良いのか、ここ数年、とは言わないがこの1年くらい、かなりの時間を費やして考えてきた。

 

最初に考えたのは、政府やメディアに騙されないためにはどうしたら良いのかと言うことだった。コロナは怖いぞ、ワクチンを打て、と盛んに政府やメディアは煽るけれども、これを怪しいと感じて接種を思いとどまるような人になるにはどうしたら良いか、と言う視点である。政府やメディアを無条件に信じる思考性を変えれば、今回の大規模薬害を防ぐことができるのではなかろうか、と言う発想だった。

 

しかし、違うぞと考え直した。日本国民は日本政府を信用なんかしていない。それほど馬鹿な国民ではない。その証拠に、マイナンバーカードの取得率を見よ。ずーっと1割とか2割だったではないか。自分に得なことがないかぎり、日本国民は動かないのである。その観点からして、マイナンバーカードを取得する動機はなかった。取得すれば何千円かもらえるぞとか言うことになって、初めて取得率が上がってきたのだ。日本国民は自分の損得だけで動く。

 

そう考えると、コロナの恐怖が蔓延した時に大規模接種会場に押しかけた人々の姿が、石油危機の時にトイレットペーパーを奪い合った人々の姿と綺麗に重なるなと言う感慨を覚えざるを得ない。

 

下品な国民性である。自分さえ助かれば良い。そういう心根に目をつけてコロナの恐怖を煽った連中のえげつなさに感服する他ない。この一手で、1億人が接種した。結局、自分のことしか考えてない人間が国民の9割だと言うことを証明してしまった。

 

日本国民の下品さは、自分さえ助かれば良いと考えて我れ先に如何わしい液体を自身の体内に注入することを競っただけではない。それをしない人々を非難するという行動に出た。いわゆるマスク警察も同じようなものだろう。ワクチンを打たないなんて信じられない、感染が広がったらどうするのかと、勝ち誇ったように非接種者を攻撃した。打つ方は打つ方で、政府からジャブジャブと報奨金が出るものだから、医者連中は競ってワクチンを打ちまくった。それで大儲けして都心のマンションを買い漁った。

 

これが日本人なんだ。もう9割が自己の欲得だけで行動する。政府を信用しているかいないかなんて、小さな問題でしかない。

 

仮に、もう一つのタイプがあるとすれば、接種券がきたから何も考えずに接種した、と言うような、いわゆる何も考えずに指示に従う人々だろう。

 

日本人の9割は、自分の損得しか考えない人と、何も考えずに言われた通りに行動する人から成り立っている。これはもう、パンデミックを仕掛けてワクチン接種させたい連中にとってみれば、鴨がネギを背負った国民に見えて仕方がないんだろうなぁ。残念なことである。