20221216 この国を動かしているのは誰だ

見ましたか、岸田の会見。国を守るのは国民一人一人の自覚だ、ウクライナの粘りを見よ。増税は当然だというもの。それを支持する応援発言を繰り返す甘利、片山、その画の議員たち。最初は抵抗したがあっさり寝返った高市、そして一人一人は細かく文句を言っていたようだが軽く閣議決定した閣僚諸氏。

 

自分はどうしてこうなっているのか全く背景を知るものではないが、会見を見ていれば伝わってくるものはある。岸田は、ある程度腹は固まっているのかもしれないが、この流れを自分で考えたわけでもないし、今でもこれでいいのだと思っているわけではなさそうだ。そういう「やらされ感」が隠しようもなく滲み出ていると受け止めた。

 

安倍はまだ自分で考えて動いていた感じがした。だから確信を築かれると逆ギレするというわかりやすさがあった。菅は、いかにもロボットだった。誰か背後にいるな。でも自分の考えで何かを掠め取ろうという悪知恵は働かせているな、という感触。

 

岸田は、ただただ言われた通りやっている。多分、アメリカなんだろうなあ。ウクライナはゼレンスキーたポーランドにミサイルを打ち込んで、NATOを引っ張り出そうとしたけどバレて、NATOアメリカから切られそうになっている。EUは早く逃げたいからメルケルミンスク合意の真意をバラしたり、ウクライナに送る軍事支援費を削減している。アメリカの軍産複合体は、もうウクライナでは儲からないと見切りをつけた。そうしたら突如として岸田が発狂したように防衛費を増額するぞ増税だぞと言い始めて国会で議論もせず閣議決定してしまった。このタイミングの連鎖になんとなく関係性を感じてしまうのだが。

 

ワクチンもね、欧米はすでにあれは毒でしたと公表し始めている。日本だけ逃げ遅れている。政府がね。

 

こうした事態を見て藤原直哉さんが、どうして関係者は寝返らないんだろうと不思議がっていた。もうダメでしょ、寝返っとかないと。多分、それを許されていないんだろう。アメリカから。日本政府は安倍の時から防衛費GDP2%と言ってたじゃないか、やってみろ、やるんだ。そう圧力がかかっていると思う。岸田は反抗できない。ああいう人だから。

 

統一教会自民党公明党は、あるいは一部の野党も含めて、色々握られていてどうしようもないんだろう。自分達が言っていた通りにやってみろ、そうでなければ色々バラすぞと。しょうがない、政治だけじゃない、皇室のこととか、原爆のこととか、大地震のこととか、日航機のこととか、全部バラされたら政権が持たないどころの話ではなくなる。で、バラされたくなければ自分達で行っていたことをやれ、と。これがカサンドラクロスと呼ばれる。

 

この国を動かしているのは、間に統一教会とか入って入るけれども、究極的にはやっぱりアメリカだろうな。で、アメリカが、どうも終わらせたがっている。増税閣議決定は、断末魔の足掻きと見ておいて多分間違いないと思う。今年はすごいところまで来たものだ。来年は薬害訴訟だろう。