20221210 宗教二世

小川さゆりさん(仮名)の参議院消費者問題特別委員会に参考人として招致された際の発言。昨日。彼女は親が統一教会の信者で多額の献金により不幸な少女時代を過ごしたという。

 

「今回の法案の最大の積み残しの課題は、子供の被害が現実的には全く救済できないということ」

 

「被害拡大の張本人の与党側に動きが見られないから、被害者がここまでやるしかなかった」

 

自分の周囲には信者や宗教二世がいないので想像するしかないが、アルバイトで貯めたお金も両親に巻き上げられて献金させられたというような話を聞くと、やはりこれは酷いではないかと思う。

 

そうやって搾り取られたお金が選挙運動に投入されて自民党の議員が当選しているとすれば、与党とはいえ被害拡大の張本人と言われても仕方あるまい。

 

必死になってこれを消費者問題に止めようとしたり、その上で、法案を骨抜きにすることに腐心したりする自民党の姿が国民の目に焼きついた。少なくとも自分はそうだ。もう、どうしようもなく腐敗している。腐臭っていうのかな、強烈でしょ。次の選挙が待ち遠しい。

 

話は変わるがわざとやってる説も根強くある。防衛費の増額を増税でと首相自ら指示しているのもおかしい。国民を怒らせる方向で必死に動いている。深読みする人は、こうして自民党を国民から見捨てられるように持っていき、国内を混乱させて世界統一政府への動きを加速するのだと。ホントかね。

 

世界統一政府って言ったって、アメリカは世界中から嫌われてるでしょ、WEFもボロボロでしょ、ましてロシアや中国はそんなことを進める下地がないでしょ。国連も中はバラバラだよ。世界に遠心力が働いている中で、説得力のない予測だと自分は思う。

 

宗教の力を借りて政治を牛耳る勢力が衰退する。日本に関してはそれだけ。ただしマグニチュードは大きくて、芸能界から官公庁からメディアから皇室まで広範囲に影響は出るだろう。

 

まともに暮らしている人にとっては、視界が晴れるだけだ。本当に人間は度し難い。