20221129 ワクチンは戦争の上位

ロシアも中国も、ワクチンを開発製造しているし、中国はさらに新ワクチンを40種類以上も準備しているということだし、コロナに対してワクチンは有効との見解を崩していない。

 

ウクライナでG7とBRICSの対峙の構図ははっきりしたが、それは水平面上での陣地の取り合いみたいなもので、垂直方向の上と下の対峙というのはまた別だ。そこにおいてはG7もBRICSも変わらない。ワクチンを打て、という。

 

ロシアはどうなんだろう。ワクチン強制という話は聞こえてこないし、接種率は低いというから、ワクチンは作るけれども接種に関してはあまり熱心ではないということなのかな。プーチンでも、コロナは怖いと言え、ワクチンを国民に打たせろ、というどこかからの指令には逆らえないということか。

 

接種率が低いのはアフリカだと。国家の強制力が弱いのか、国民が目覚めているのか。そういう意味で言うと、先進国は国民がよく教育されている分だけ、統制が効きやすいのかもしれない。逆目に出たね。

 

100年前のスペイン風邪が歴史上あまり注目されてこなかったのは、同時期に第一次世界大戦があってかき消されてしまった面もあるのではないか。とすれば、今第三次世界大戦を起こす流れがあるという見立ては、例えばコロナワクチンの薬害の歴史(これから始まる)をかき消すためということもあるのかもしれない。悪い人は100年単位での詐欺を仕掛けるだろうから。

 

淡々と見ているとアレだな、世界の指導者が絶対にいうことを聞かなければならない誰かがいるんだな。その誰かが、ワクチンを国民に打たせろと言っていて、それに逆らうことは誰もできないんだな。そこさえ守っていれば、あとは対立しようが戦争しようが構わない、と。

 

クラスで言えば先生が絶対なのね。「遅刻するな。宿題やれ」と言われたら生徒はそれを守らなければいけない。だけどそこさえ守っていれば、喧嘩しようが構わないと。

 

プーチンや中国、サウジがアメリカに対して積年の不満を持っていて、隙あらばということで今回頑張っていることはよくわかったし、その目指すところが欧米流の詐欺的な社会運営ではなくて地道なものであることも伝わってきている。一方で、最後までわからないのは、その対立するG7とBRICSの両方の指導者層に有無をいわせずワクチンを国民に打たせる指示を出せる存在は一体誰なんだということだ。ここに関して、誰か説明してくれ。説得的な論考はまだ一つも見ていない。