ロシアが最終的にイスラエルに向かっていることは多分確かだろうと思う。この戦いの本質はナショナリズム対グローバリズムであることも確かだろう。
ナショナリズム側にはロシア、インド、中国、最近ではサウジ、そして多くのアジア、中東、アフリカ、旧ソ連の国々がいる。
グローバリズム側にはG7とその属国群がいる。ただどうやら米国左翼と英米諜報界が中心にいて、その他の国々の指導者を恫喝しながら結束を保っているのが実情のようにも見えるし、その一環かもしれないがアメリカはノルドストリームを破壊するなど欧州も沈めてやるぞと考えている節もある。そしてグローバリズムの根源といえばやっぱりイスラエルだ。
ところが米国の頭目であるバイデンは実は傀儡で、裏にいる米諜報界は既にナショナリズムに舵を切っているという見方もある。ここがわからない。
確かに、言われてみればそうかなと思われることもある。アフガニスタンからの撤退、安倍の暗殺。一方で執拗に台湾海峡の緊張を高めようとしているし、ウクライナをNATOと共に支援し続けている。
今のアメリカは分かりにくい。
非常に分かりにくい。
おそらく、中が割れているのだろう。相当に割れているのではないか。それが民主党対共和党というようなスッキリした外形的対立構造になってもいないような感じもする。
ロシアがいつイスラエルとコトを交えるかは中長期的に注目だが、短期的にはアメリカから目が離せない。いつまでも利上げできるのか。中間選挙で民主党はどこまで後退するのか。イランで仕掛けたカラー革命はどのように失敗するのか。
アメリカからイスラエル、というかユダヤ的世界観の影響(グローバリズム)を排除できれば、世界は随分平和になるはずだ。
そうか、そういう意味ではアメリカ国内もグローバリズムとナショナリズムの戦いがあるのかもしれないな。それを世界に拡大したのがロシア対ウクライナ(イスラエル)だと。