公金の行方

税金は高い。公共料金も高い。

 

自分はサラリーマンだが所得税住民税復興税社会保障費公共料金NHK受信料差し引くと手取りはざっくり半分だ。五公五民。江戸時代。さらに消費税も払ってるし株でたまたま儲かると2割分離課税。車も持ってるからガゾリン税重量税。ゴルフすればゴルフ税、ビール飲めば酒税。あと車検も税金っぽい。なくていいだろ。免許証の書き換えも以前より頻度が減ったが一生ない国もあるぞ。

 

さてその税金の使い道だが、公共サービスの水準が高いとはどう考えても言えないだろう。象徴的な例で言えば子ども食堂。こんなの国や自治体がやれよ、なんで民間が持ち出しでやってんだよと。保育所は足りない、病院はちょっとコロナが流行れば入院もできなくなり、災害は起きまくりで防災もできてないこと露呈したし研究費も渋るから大学の世界順位も上がらないんでしょ。一体全体何にお金を使っているのか???

 

説明を聞くと、まずは高齢化社会の医療と介護だという。嘘つけ。介護職員の給料を上げる上げないで延々と議論していること知ってるぞ。ものすごいケチだよ、この領域で政府は。また医療費というが現物給付が原則ということで患者には一銭も入らない。何十兆円という巨額のお金は全部医療機関と医者と製薬メーカーと医療機器メーカーと薬剤師なんかに回される。そうか、だから彼らは若くてもベンツに乗ってるんだとわかる。コロナのワクチンもあっさり何兆円も買ってるし。それでファイザーは大株主に配当してるんだよね。Modernaの株主もようやく利益が出たか(てか売上が立ったのが初らしい)と配当を心待ちにしているだろう。

 

次に国債の利払いね。これも腹立つね。国債保有しているのは日銀だったり市中銀行だったり生命保険会社だったりするわけでしょ。利子の支払いさきはこういうところ。でも国債の利子を受け取る銀行は預金者の普通預金金利つけないじゃない。だから利払いは日銀含めた金融機関の中抜きになってんだよな。

 

さらに言えばドル買いね。ドル買いなぜやるかというと米国債を買うため。もう米国債を買い続ける外国は日本だけになりつつある。ロシアは全部手放し、中国も売り始めた。ヨーロッパはどうしてるのかな。元々大量に買えるだけの資金力もないだろうし。国際を買ってもらえる米国は嬉しいだろうよ。そのお金で武器を調達してウクライナに送るわけだ。防衛産業は潤う。これが戦争経済。支えるのは日本の円。でドルを買うと円が下がるから円安になってドル持ち勢力の日本での購買力が上がって土地も建物も株式どんどん外国人に買われてる。周り回ってそんなことになるのに、せっせと税金を使ってドルを買ってるわけだ。

 

こう書くと、外国為替取引は特別会計です税金は投入していませんというのが役人の答弁になりそうだがそこじゃない。論点をずらすな。税金という言い方が気に入らないなら公金と言い換えてもいい。そもそもいくらドル買うかは日本国民のためを考えて決めろ。頭がいいのが自慢の大蔵省だろ。(いえ今は財務省ですとのツッコミも当然あるだろう。つくづく「そこじゃない」こっちはわざと書き間違えている)

 

ああそうだ。特に安倍内閣の時には海外援助をバンバンやってたな。日本国内が困窮してるのになんでODAだなんだで数百億円、数千億円をばら撒くのかが不思議だった。またこういう決定は国会を通さなくていいのか、なんで首相の一存?で決まるのかも不思議だった。援助先はちゃんと透明性持ってこれらのお金(日本の公金)を使ってるんだろうな。変な流し方してないだろうな。

 

以上は10兆円、100兆円単位の話である。電通の中抜きは数千億円だから、そこを出発点にするのはいいけど、最後までいけ。公金の行方を明らかにしろ。

 

あーちょっと久しぶりに書いてスッキリしたがスッキリしちゃいけないね。