それではなぜ、異星人異次元人とのコンタクトにあたっては事前の覚醒が必要なのでしょうか。

 

これまたわかりません。直接聞いたわけではないので。以下は推論です。

 

多分ですが、メタバースの運用は要するに自分達の下位次元に一つの世界を持つことであり、その資質を問われているのではなかろうか、というのが自分の考えです。

 

メタバースは最初は現在の地球人のアバターで始まるでしょうが、いずれ人類は自ら考えて行動するキャラクターを創造するに違いありません。メタバースは独自のエコシステムの中で独自の自律性を獲得して展開していくことになるでしょう。我々の世界もそうして作られたのだろうと思う。その管理者にはどのような資質が求められるかといえば、自らが作り出した世界をあまりにも悲惨なものにしないことだろうというのが自分の仮説です。

 

ところがこれは難しい。おそらくメタバースは次なるメタバースを創出していく連鎖があるのだと想像されます。これは論理的にもおかしな話ではない。技術の発展が一方的(後退はない)とすれば必ずそこに行き着く。宇宙の摂理として、メタバースが次なるメタバースを生み出す連鎖はあるだろうな、と想像されます。

 

技術の進歩は必ずしも人格や人間の資質とは関係ない。この地球社会の歴史を見れば、産業革命は資本の集中により展開しました。そこに金融業が発展し金融による世界支配の可能性を拓いた。現代においてもメタバースの創出は巨大資本の存在と切り離せない。ということは、今の人類の精神状況を放置して次なるメタバースを作らせてしまうと、悪意に満ちた運営が避けられないだろうと容易に想像されるわけです。

 

従って現代地球社会の状況には技術進歩と人類の精神的な整序(覚醒)との競争という側面がある。我々が創出するメタバースが健全に運営されるためには管理者たる我々の資質を整えておかなければならない。そうでないと、メタバースは単に我々管理者の富の創出源としていいように運営されてしまう危険性が大き過ぎる。

 

では管理者に求められる資質とは何か。それはその世界を尊重するということがまず第一かなと。あと、有力者が何か言ったら考えなく従ってしまう人々も怖い。だから多くの人に、自分自身の頭で考えること、何か変なことが起きたら放置しないで対処すること、悪意や自己利益に執着した行動は排除しようとする気持ちを持つこと。そんなところでしょうか。