異星人との遭遇に備える必要があるというのは自分の勝手な想像であり、根拠もないしソースもない。しかしピンとくる、というような直観というものは馬鹿にできないぞとは思っている。仮定といってもいい。こういう過程を置くと筋道だった理解ができるということはあるものだ。科学の進歩もそんな形で実現してきている。常に根拠やソースを求める心性は愚劣だと思う。

 

ところで世の中の真実?を知るためのシグナルが大量に発されていると書いたが、例えばそれは知床遊覧船が沈没したり引き上げられたりというニュースのコンテンツに捉われるのではなくて、そのニュースの出され方に着目することが重要だったりする。

 

ここ1週間、急速にニュースの量そのものが減少したことにお気づきの方は多いと思う。もう知床遊覧船は賞味期限切れ、という感じ。しかしネット検索で時系列を見てみると面白いことがわかる。1週間前に、ネット上で「吊り上げられた観光船はすり替えられたもの」という指摘が出てきたという「報道」がなされ、それをバズフィードなんとかというファクトチェック機関が検証して根拠のない陰謀論と判断したという、そんな記事がYahoo!ニュースだったっけな、多くの人の目に留まるところに出されているのだ。その後、テレビもラジオも新聞も遊覧船の記事を極端に減らした。もう、あまり追求しないでくれと言わんばかりである。

 

そもそも陰謀論が出ているというニュースを報じている時点でシグナルだと思う。みんな気づけ、自分で新旧の船体を比較してみろと。新しい船体はブルーシートで包まれていたが、右脇が空いており赤いラインがはっきり見える写真も公開されていた。元々は青いラインがあった箇所である。だから見比べれば一目瞭然なのだ。そこまで丁寧にシグナルが出されている。

 

これはねえ、ホント、誰が企画して実行しているのか知りませんがとても念入りだし細やかですよ。どうか気づいてくれ、という願いが伝わってくる。

 

逆に想像するのは、バイデンも岸田も安倍も別人だとか、ロシアは実は勝っているとか地球は温暖化していないとかワクチンは毒だとか、政治家が決めたり新聞テレビラジオが報道してはいけないんだな、多分。シグナルは嫌というほど見せる。だけど公式報道を通じて真実?を知るというプロセスでは合格点がもらえないんだよ。きっと。それを繰り返していると、自分で事実を見つめて自分で考えて判断するという能力は身に付かないまま変わらないからね。そこのところがポイントなんだろうなあ、と思う。

 

京王線の事件もそうだったな。あれはフェイクで、いつもテレビでインタビューされてる仕込みの役者が大勢映り込んでたぞと。そんな指摘がネット上に出たらあっという間に報道されなくなった。さらに言えば911の飛行機がビルに突っ込む動画も不自然なほど存在しない。

 

報道の消え方も判断材料の一つと言いたかったんですけど、まずは「おかしいぞ」と感じる歓声がないと始まらないですかね。