工業化を進めるためには言われたことを素直に実行する、自分の頭で考えることをしない人々というかバイオロボが大量に必要だった。

 

今、工業化の段階は終わり、人類は下位次元のバーチャル世界を作れる直前の段階まできた。となると、バーチャル空間、下位次元の地球社会をきちんと操作できる人々が、そういう人々だけが残らないと困ったことになる。

 

ワクチンはバイオロボを選別してさようならする兵器だとしよう。工業化時代に大量の人口増が起きた国、地域で接種が強く推進されることは理解できるような気がする。日本の場合は、これだけ情報が流布していても、一日中救急車が走り回っていても、親戚や同僚がワクチン接種後に具合悪くなったり亡くなったりするのを見ても、打つ人は打つ。これはもう、なぜかわからないが止められない。

 

一方で、いかに強力に接種施策を推進しても、どの国でも地域でも絶対に打たない人が何割か残る。必ず残る。

 

この違いはもう、普通に論理的に説明できるものではないと自分は思い始めた。打つ人は打つのだ。それは、外見上はいかに同じように見えたとしても、脳の回路が違うというか、根源的な部分で違う2種類の人類(打つ人、打たない人)が併存しているのがこの世界だと思うしかないのではないか。

 

動物の中で意識を持つのは人間だけだという。実はイルカやタコも優秀だという説はあるがちょっと横に置いておく。意識の起源は意外に浅く、2500年前に過ぎないとジュリアン・ジェインズが書いている。それまでの人間は神と直接交信していたのだと。おそらく2500年前に人間は自ら考える能力を与えられて、神と交信する機能を失った。その後しばらく神と交信する能力を持つ人間は存在したがそれはイタコのようなもので、一般的には統合失調症というような病気として処理されてきた。

 

人間以外の動物は神々と直接交信している筈だ。だから種が保たれている。

 

このゲームの中では、自由意志を与えられた集団が種を保てるかが問われているような気がする。種を保った上で、科学技術を発達させ、最終的に下位次元の世界を作れるかどうか。何度も書いたがアセンションてそういうことではないのだろうか。自らの次元を上げるというよりは下位次元を作れる存在になること。

 

科学技術発展のための人口増が必要だった時代は終わった。これからは下位次元を作れる人間が残っていく。