フラットアース

地球は平らだという。地「球」じゃなくて地「平」なわけね。

 

最初に聞いたのはいつだったかな。もう数年前になると思いますがその時の話は「アメリカには今でも地球は平らだと信じている人たちがいる」と言うニュアンスで、要するに未開部族みたいな扱いだった。

 

それが最近は陰謀論と組み合わされて、地球が丸いと信じ込ませることが支配者たちの企みなのだという論調に発展し、意外に信者を増やしているようである。

 

ネットの中ではもう1割くらいの人がフラットアーサー(地球は平だと信じている人)になってきたのではなかろうか。その節によれば天空はドーム状の蓋に覆われており、太陽や星はホログラムである。フラットと言っても完全な平面ではなく、わずかに湾曲している。頂点には北極があり、南極はない。というか地平線水平線の終わりの部分が南極であり、極というより円形の枠だ。だから南極の上空を飛行することは禁じられている。そんな話である。

 

いつも通り、まあそういうこともあるだろうというのが自分の受け止め方で、そういうふうにしか考えることができないのは実際に確かめる手段を持っていないからだ。

 

もし地球が完全な平面だったら、太平洋を眺望すればハワイやアメリカが見えないといけないだろう。そうはなってなさそうだから、多少の湾曲があるというならそうだろうなと思うし、でも完全な球ではないのよと言われればそういう可能性もあるかもと。

 

もともと人類はフラットアース説でしょ。それを確かガリレオが覆したんだよね、それでも地球は回っているとか言って。それが陰謀の始まりってことなんでしょうか。その陰謀は何を企図していたんだろうか。

 

確かガリレオは惑星の動きを観察していて地球が自転していないとおかしいという計算結果になったのではなかったっけな。それをフラットアース説に戻して数値計算上の齟齬は生じないのだろうか。

 

まあいいや。

 

さらにすごい節によれば、フラットアース地球は何千とある同様の地上世界の一つであり、それらはものすごく大きい球体のニキビにたいな穴にそれぞれ埋まっているという。だから、フラットなんだけれどもわずかに湾曲しているんだとか。

 

誰か確認してくれ。。。