今の地点

岸田内閣が三回目接種を急ぐと言い出した。嬉しがる人は多くないだろう。国民の多くは日本の政権の上に何か強大な存在がいると感じている。そこが、もっとワクチンを打たせろと命令してきていることを知っている。断れないこともわかってる。だから急ぐと聞いたときに、ああまだ従ったふりはしていないといけないのねと首相とその周辺をかわいそうに思ったりしてる。それが今の地点だと思う。

 

地方紙やローカルテレビが副反応の報道を少しずつし始めた。これも、国民の大部分からすれば大手メディアじゃできないからローカルからやり始めたんだなとか、書いた記者は大丈夫なのかという見方になる。それが今の地点だと思う。

 

電車で事件を起こして車両に全部監視カメラ入れるぞとなった。これも、筋書き通りだなとか、事件から方針決定まで短すぎないか、急いでるな、みたいな声がみられる。これが今の地点だと思う。

 

要するにプロレスが演劇だとわかってしまった後のプロレスの観客になっているのが今の国民だ。演じている方は大変だろう。何をやっても冷静にみられてしまう状況に彼らはどんどんなっていると思われる。