そんなことを考えながら街を歩いていると、それらしい光景に出会うことが多くなった気がする。
ちょど1時間ほど前だ。自分はJR駅の階段を降りていた。エスカレータがない。子供連れの若夫婦がいた。ご主人は1歳くらいの子供を大事そうに抱えて先を行き、奥さんは荷物をたくさんぶら下げたベビーカーを抱えて後から階段を降りていた。ちょっと重すぎたか、足取りがふらついている。と、自分の前を歩いていたひとりの若い女性が奥さんに「お手伝いします!」と言って、奥さんは一旦遠慮したのだが構わずベビーカーの一端を持ち上げ、一緒に階段を降りていった。
場所は東京都心である。
なかなか見られない光景だと思った。
そういうことが当たり前になる時代が来るんだろうと感じた。
ネットで政府批判、ワクチン批判を繰り広げている人たちが、ネタ切れの時に?小動物やペットがいかに可愛いかを感じられる短い動画をアップすることが多くある。これも次の時代を予感させる。
普通に考えれば、みんなそういう世界に暮らしたいはずだ。
なぜそれが地球上で実現できていないのかを改めて考える機会が目の間に来ているのかもしれない。