情報戦の複雑さは日本国内でも同様のようだ。

 

反ワクのデモは誰が組織しているのか。ネット上でワクチンの危険性を訴えているそのSNSが削除されないのはなぜか。明るい未来を語るスピ派を信じてのんびり過ごしているうちに危ない法案とかがどんどん通ってしまう現実をどう見るか。

 

考え出したらキリがない。誰を信用して良いのかわからない状態を作ることが一つの戦略としてあるなら、それは成功しているといって良いだろう。

 

そう、全くわからない。

 

それは的も同様のようだ。だからだろう、彼らは独特な指サインを出すことが多い。こういうことを言ってますが自分はこちら側ですよ、とサインを送り合って確認しているというか。

 

保守と言われる連中が軒並みそうらしいが、共産党幹部も指サインを出している写真がある。全部そうならプロレスと変わらないな。

 

間違った判断をしないようにするためには、自分の考えをはっきり持つ必要がある。自分はこういう未来を望む。それと同じことを言っていてぶれない人間は誰だ。あるいは、違うようなことを言っているが変な指サインを出さない人は誰だ。

 

ワクチン差し止め訴訟を始めたお医者さん方は、なんとなく変なことを考えていない人たちのように思われる。名誉教授や町医者といった人たちだ。何かに組み込まれていない。ただ、この人たちは持ち情報が少ない。フォローして行ってもあっと驚くような世界の秘密が聞けるわけでもない。

 

あ、そうだ。怪しいグループや個人に共通しているのは、あっと驚くような世界の秘密をSNSで披露していることだ。キューアノンもその代表と言えるだろう。世界はこうなっている、と教えるようなSNS。これに飛びつくのは、他人からそれを教えてもらおうとする人たち。セミナーなんかによく出席するタイプなのだろうか。

 

一つの判断の目安として、やはり普通では知り得ないことを書いているかどうかがあるのだろうな。普通なら知り得ないことをSNSに書いている時点で、怪しむに足る。