支配者層に成り代わって考えてみると、凡庸な人間は扱いやすい。働けといえば働き、死ねといえば死んでくれる。

 

非凡庸な人間には工夫が必要なのだろう。チップを埋め込んで行動管理するなどが検討されているらしい。既に実行段階との噂もある。ただチップを埋め込むには注射しなければならず、非凡庸な人々は接種しないから進まない。どこかで強制力を働かせようとすることになるのだろう。

 

企業や社会での出世の秘密もいかに凡庸に徹するかにあるようだ。そうでないと引きが期待出来ない。非凡庸な人間はうるさいと思われるのだろう。

 

大企業が滅びるのは凡庸な人間で上位層が埋め尽くされていくからだ。

 

役所が役所になるのは凡庸な人間で全て埋め尽くされるからだ。

 

もう少し頑張れば支配層が倒れる場面を見られるかもしれない。その後、残るのは非凡庸な人間たちだろう。