人類の多くが「覚醒」すると次元の上昇が起こるという説もある。次元の上昇とは何か?聞いてみても仕方のない感じもするが、どうやら幸福に暮らせるようにはなるらしい。周りが良い人ばかりになるらしい。だといいですね。だから自分も良い人にならなければならない、そうでないと次元上昇に置いていかれるという理屈になる。

 

ちょっと気になるのはそういう記事を書いている先導者の方々(当然、良い人たちのはず)はセミナーとか積極的に開いて収入源にしているようであることで、それは自分の考える良い人の行動とはちょっと違うなあ、と感じることもある。まあ、活動費は必要なんだろうけれども。

 

封印された夢のようなテクノロジーの話は、多くこういう先導者のサイトで紹介されている。だからそういう技術は怪しい、と言いたいわけではない。そういう義鬱はいくつもあるんだろうとむしろ考えている。故船井氏も晩年はそんな話ばかりだった記憶がある。まんざら出鱈目でもないと思う。

 

さてその覚醒から次元上昇へという説を信じるとするならば、いったい全体どういう枠組みの中でそれが起こるのかということを当然考えてみるわけです。覚醒したかどうか、覚醒した人が何人に達したか、一旦覚醒したけれどもまた覚醒前に戻ってしまった人はいないのかチェックしないといけないし。その辺はどうにかするんだろうな。

 

どうも、やったことないけど、ある種のゲームのようなつくりなんでしょうね。3次元のステージをクリアして何人が次に進めるか、みたいな。ゲームの影響を受けている構成だと思う。それもありでしょう。この世界はしょっちゅう世界線移動とか起こすし、本質的にデータなんだろうなとは思っている。イーロン・マスクフラクタル論もあるし、我々は単にコンピュータゲームのいちキャラクターに過ぎないと。そういう世界観はかなりの現実性を持ってあるわけです。

 

で、このステージをクリアするための条件が覚醒であると。それも、かなり大勢の覚醒が必要だと。一定の人数に覚醒者が達したら、別の次元(ステージ)に進むことになると。で、それを阻止しようとする勢力がいて、いま負けそうだから全力で潰しに来ていると。

 

で、わらに言うと、3次元のステージで使って良い武器は決められているのではないか。だから宇宙人もそのテクノロジーを封印しておかなければならない。

 

いやあ。そう推測してみて思うんだけれども、意外と(「覚醒してステージクリア」世界観は)チープというか。世界ってそうじゃないという直観は残るんだけどな。それとも何かもっと奥深いものがあるのを自分が気づいていないだけか。