異生物が何種類いるかもしれないらしい。

 

すごい話だと、我々自身も何種類かあるという。そうかなと思ったのは人口のこれまでの増え方だ。

 

最近は誰も指摘しないが、英国では産業革命の「前に」人口が急増した。後付けの理論では、生産力が拡大して多くの人口を養えるようになったとするが実態は逆だ。

 

日本も明治以降に人口が4倍になった。生産力が拡大する前である。というか人口の急増が生産力を押し上げたと言って良い。2次大戦の時には進め1億火の玉だと言っていたから、明治から90年で3倍だったのだろう。3世代で3倍。祖父母の代には一家四人だったのが孫の代で一家12人か。

 

戦前は女性が一生に10人も子供を産んだという話もあるが特殊例である。むしろ産後の肥立ちが悪くてなくなる女性が多かった。赤子も1年以内になくなる例が多く、3世代で3倍増という人口の伸び方は極めて奇異なものだ。

 

ということで、人口増分の一部は別の何処かから来たのだという説が出てくる。確かに、今周りを見回しても3代前(曽祖父母の世代)まで遡れない人は多いだろう。かなりの有名人であっても(皇室と婚姻関係を結ぶような)3代前まで遡れない人がいると聞く。大体、江戸時代まで遡れるお墓は多くないではないか。青山墓地も明治からだし。自分もそうで、父方は江戸時代までいけるが母方は明治に突然現れている。その前の先祖は今の◯◯県から出てきたのよと口承されるけど確認したことはない。配偶者の先祖も祖父母の話までは出るがそれより前は話題にもならない。気になるから確認してみようかな。

 

何が言いたいかというと、明治から大正、昭和戦前くらいにかけて、日本人として人口が増えた分の何割かは「どこか別のところから来た」可能性があるということだ。マンデラを体験している自分は、この程度の仮説では全く驚かない。ありうるだろうな、と考えている。

 

明治時代や昭和の高度成長期は、地域間の人口移動が多かった期間である。集団就職とか。そこに何かが紛れ込む可能性は十分にあると思う。

 

今地球人、日本人が苦しめられ、ある意味で戦争をしている相手は異星人か地底人かわからないが胃生物である可能性が高いのではないかと書いた。加えて、地球人とか日本人とか言っている我々自身も、伝統地球人、伝統日本人ではないかもしれないというのが今自分に見えている世界像だ。