Tワンが太平洋を取り巻く国々の経済協力体制に入りたいと発言した。C国は即座に絶対認めないと応じた。

 

これはある意味で一大事である。デリケートな両国関係は、Tが政治経済面での独立的行動を表面上控えることで維持されてきたと誰もが知っている。オリンピックに別々に参加するということとはレベルの違う話だ。

 

言ってみれば、自国の一地域が勝手な行動をすることは許さん、という行動契機をC国に与えかねない行動に出たわけである。東北アジアの緊張度は一気に高まったはずだがメディアの伝え方は大人しい。

 

そういう外部環境変化の兆しの中で国内の与党のリーダー選びを見ると、国民的人気が高いということになっているKTはC国を向いている。急に推され始めたTS女史は多分アメリカの一部からである。昔ネオコンとか言われていたあたりの推しではないか。戦争が起こるとすれば、この二人のどちらかが選ばれていれば参戦である。また国際金融資本と呼ばれる連中に収益機会を与えることになる。

 

国民は冷ややかだと思う。盛り上がっているのは立候補者の周辺だけだ。決選投票は上記の二人あるいはどちらか一人とKF氏の間で行われるだろう。最終的にKT氏になるとして、その過程で不正が発覚する可能性は高い。C国は昨年の米大統領選に関与し大量の不正票を押し込んだ可能性があって調査されている。その介入がなければ結果は違っていたはずだという指摘もある。ある州の一部で行われた不正選挙の監査報告が数日以内に公表されるというタイミングでもある。

 

アメリカの選挙で不正があったという監査報告が明らかになった、は日本でニュースになるだろうか。今のメディアなら大きなニュースにはしないだろう。しかし米国内ではこれを皮切りに次々と不正が明るみに出るという可能性もある。そうしたときにニュースはいやでも伝わってくる。

 

一方でKTの勝利に疑義の申し立てが出てくる可能性もある。アメリカとはこういうところで連動してみることができる。選挙に不正はあるのだ、ということが明らかになる。これまたヒントである。