シミュレーション世界説。それからの派生というか発展的に導かれるフラクタル世界再生論。

 

この観点からいわゆる陰謀論を考えてみようか。

 

あるブログで、支配者たちは既に全人類を奴隷同然に扱えているにもかかわらず、なぜこの後に及んで個体数を減らしたり、更なる奴隷化(体内にチップを埋め込んで自由自在に操作する?)を進める必要があるのか。しかもこんなに急いで、という問いかけがあった。要するに今のパンデミックからワクパスへの強行に関して、動機が見えないというのだ。あるようでなかった問いかけだと思う。

 

これに答える理屈はないかと探していると、面白い味方を見つけた。この世はパラレルである、という前提で語られる。支配者たちは未来を覗く機械を持っている。これを用いて、自分たちが何か活動して、それがこの世にどういう結果をもたらすかを予め知ることができる。当然、行為Aを行うケースと、行為Bを行うケースでは未来が違ってくるのが大前提である。ところが、1980年代の半ばに、どのような行為を行っても未来のある時点で世界線(様々にある未来の姿のバリエーション)が収束して一つになることが判明した。2012年12月21日以降、どのような行為を行っても未来は一つに収束していく。その収束した姿とは、支配層が除去されたものであった、というのである。

 

囲碁将棋の世界でAIが何万通りものシミュレーションを行なって最善手を打つという話があるではないか。それと構造的には一緒であろう。この世を囲碁将棋と思えば、彼らは詰んだことが判明したのだ。

 

さて、詰んだことが明らかとなった棋士はそれを認めたくない。どうするか。ゲームの勝敗はついている、あとはそこに向かって対戦相手と形式的に一手一手を打つだけだ。打てば打つほど投了が近づく。これは耐えられない。反撃の方法は限られている。対戦相手を消してしまうか、あるいは対戦相手が自分の意のままに打つように人格を変えてしまう。

 

この説を読んで、正直ウームと唸った。見事ではないか。未来を覗く機械というファンタジーさえ認めれば、理屈は十分に通っている。