■

ネット情報を信じるな、と新聞は言う。実は自分の家人も言う。じゃあ新聞テレビは信じるに値するのかと反論しても虚しいからしないが、虚実のグレーゾーンみたいな情報はネット上にたくさんあって、これをみて考えることは密かな楽しみでもあり実際には何らかの頭脳訓練になっているのではないかと思ったりする。

一例を挙げると、ダブルやマスクの問題だ。これは、著名人の偽物が蔓延っていると言う話でもある。例を挙げればキリがない。この問題を分析したり指摘したりするサイトはいくつもある。

ヒラリー・クリントン。まず間違いないと言うのが自分の感触。顔写真を経年的に追えば不可思議な変貌は明らかだ。特に2016年の大統領選中に卒倒して看護を受けてからは身長が縮んだ。アメリカ人はよくまあこれが同一人物だと認めているなと言うくらい似ていない人物が今、テレビやネットで発言している。

ジョー・バイデン。上院議員時代、副大統領時代の顔写真を見てから今の大統領を見ると、確かに似ていなくはないのだが、根本的に何か違う、と思わせられる。一つは目だ。上院議員時代には凡庸さが、副大統領時代はワルの凄みがあった。今の彼にはキョロキョロする挙動不審な目の動きがある。認知症かもと言われているらしいが。バイデンには諸説あって、大統領職を行なっている（演じている？）人の他に二人くらいいるのだと。ちょこちょこスピーチする挙動不審の人と、菅さんが渡米したとき共同記者会見した偉丈夫とは似ても似つかないだろう、との指摘あり。一考に値する。

昨年体調不良で交代した前総理大臣。退陣前後で死亡したとの説がある。もともと複数いたと言う説もネット上にあり、疑わしくみていたが、確かに耳の形（耳たぶのない特徴的な耳をお持ちである）の違う写真が散見された。じゃあ今いる人は誰なんだ、となる。左瞼が不自然に眼球から離れているがそれは操作デバイスが入っているからだ。これはクローンの特徴であり、操作デバイスからクローンが今何をしているかが把握され、コントロールされているのだという説明を読んだことがある。ここまでくると読む方も混乱するが、仮にそうだとして、クローンがインタビューを受けたりラジオ出演するのは大丈夫なのだろうか。記憶まで受け継いでいるとは思えないのだが。クローンは頭脳の発達が遅れるので漢字が読めない、と言う説明には少し笑った。

私たちの象徴。前の総理大臣とほぼ同時期に亡くなられ、合同葬はおおっぴらにはできないので大勲位を受賞された方の国葬だと言うことにした、と言う説明を読んだ。儀仗兵が動員されたりこの方の弟君が参列されたりという状況証拠から、一定の説得力を感じた。確かに、お若い頃の写真と比べると、なんか以下の変遷を経て、オーラが無くなってきた感じはする。

その奥方。これは微妙。2014年の大相撲観戦（娘さんと同行）くらいまでは、ご成婚の頃と同じ雰囲気であったが、それ以降、なんとなくふくよかになられ、色も白くなり、お化粧も微妙な路線に走り出した（特に眉）。別人ですと言われても驚かないレベル。

前の代の私たちの象徴。これは複雑。ご夫妻並んで写っている写真で身長の関係がバラバラ。顔写真も時代によりほぼあり得ない変貌を遂げている。こうしたことが実際に起こったのか（身長の変化は説明不能だろう）。

今の年金や医療や介護を担当する大臣。若い頃とずいぶん顔が違う。

感染対策を担当している大臣。ワクチンの調達とかの方ではなくて。斜視の度合いも含めて過去の顔写真とはずいぶん違う。

これから始まる政権党の投手選挙に立候補する女性。まあ、整形したのかもしれないけれども、過去の顔写真と比べると目と鼻が全然違う。

首都の自治体の長。これは明らか。何人かいそう。彼女については時系列で顔の変化を比較する写真がたくさん出回っている。自分が気になるのは歯。歯並びの違う写真がある。

他にも芸能界で自分のゴムマスクをつけて若く見せてる人がいるとか、色々な情報がネットにはあるから勉強になる。現代のゴムマスク技術がいかに凄いかを紹介する投稿も見たことがある。それはもう、信じがたいレベルだ。

以上の中で何が言いたいかというと、大国の指導者でも別人が演じている（今の米大統領、以前の米国務長官女性、前の総理大臣、今の感染症対策の方々）。いいのか。選挙で選ばれた生物学的に特定される本人が務めを果たしていると有権者は理解しているはずではないのか、ということだ。

おそらく、私がここで書いたゴムだのクローンだの影武者だのという話は陰謀論あるいはネット中毒者の妄言であって、実際はどんなに本人と違うように見えてもそれは本人であり、異議を挟むことは許されない、という社会コードがあるんだろうな。新聞テレビは一切このことに触れないし。

いいよ。みんな同一人物で、ゴムマスクもクローンも影武者もいないことにしよう。しかし。少なくともヒラリーとバイデンと今の私たちの象徴の姿形を時系列で見てくれ。そこで何も感じないとすれば、それで終わりだ。